ぬー。

くだらないことを書き綴るよ。その中に何か一つtipsを込めるよ(目標。

娘が私を泣かしてくる その後

前後編、と言う訳ではないのですが、先日の話の後日談、という事で。

娘が私を泣かしてくる - ぬー。

 

さて、先日のこと。てかまぁ昨日だけど(どうでもいい

墓地の前の大きな道路を通りました。これだけで市民なら一発で特定しそうな、あのネズミ取り多発の道路沿いです。

 

お墓を見た息子が一言。「おかあさんのー、おじさんーね、ここにおるん?」

「ううん、ここにはいないよー、まだお墓にいな・・・(あれれ?この流れ理解してるの?)」

変な話、まだ納骨前なのですよ。←四十九日まで納骨しないとか説明しにくい

 

というかもうすぐなんだけど。←日付は言えても理由は説明しにくい

 

で、この墓地ではないのだけど。←場所の説明とかもっとわからないに違いない

 

いやいやそうじゃなくて死んだら燃やす。お墓に入ると言う流れをいつの間にかしっかり記憶してる!?!?!?

 

5歳の記憶力、侮れねぇ。

確かに曾祖母の際には、通夜葬儀火葬納骨、全部見たものね…。

あの時お墓に入れたものが、亡くなった曾祖母のものだと、骨になって何かに入れられて(※子ども表現)お墓に入ると言う流れを理解してるようだ。

 

たった一回の経験からそれを思い出して導き出した事にびっくり。

そういう風に考えるからなのか、まだなんとなくわかってないからなのか、

お墓=怖いという考えが全くないことにもびっくり。

 

・・・でも考えてみたらそうだよね。
「ひーばーちゃん」にしても「ひげとおじさん(※娘が私を泣かしてくる参照のコト)」にしても、確かに死んだ人の事なんだけど、周りの人、この場合葬儀等に参列した人ね、その人達に愛されてて好かれてていなくなることを、動かないことを、骨になる事を悲しんでいたのがわかるんだよね、5歳って。

3歳の娘だとどうなのかわからないけど。

そりゃー周りが大事にしてた人が骨になって行くところなんだから、別に怖いと思う必要はないのか。すげぇな子ども。

 

で、ここで素直にすげぇと思ったのを親が口に出すときっと失敗するんだよね。

「えっ!?本来は怖いものなの?」となったらアウトな気がするw

それ以降怖いものになってしまう気がするから言わないw

 

そもそも、火葬後を見せると言う点で、見せないと言う選択肢も存在するし、それが決して間違ってるとは思わない。

ただ、曾祖母の時は本当に規模の小さい家族葬にしたので、必然的に収骨室に入ったというカタチで何の拘りも無かったのだけど、所謂デス・エデュケーションとしては成功だったのかなと思ったりもするのです。

 

かといって、その子その子によって感じ方は違うし、骨を見ただけでギャー、となってしまう子もいるだろうし、人に勧めるべきかというと、別に幼児や児童について特別詳しい訳じゃない素人の自分には全く持ってわからない訳でして。

うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん (4才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナの絵本)

 

 

今更ながら、死生学界(?)で割と話題になってる本を子どもに与えてみようかとか思ったり…。

 

 

 

 

 

これは4才からの本なので今年4才の娘にもOKと見た。

でね、この本があるだけでもディック・ブルーナすげぇ!と思ったのだけど。

 

うさこちゃんのおじいちゃんとおばあちゃん (3才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナのゆかいななかま)

 

 

 

思ったのだけどさ、更にすごいのは3才からの本の中にちゃんとおじいちゃんとおばあちゃんが登場していた。

 

 

 

 

 

 やばい奥が深いよディック・ブルーナ、流石だよディック・ブルーナ

ディック・ブルーナ - Wikipedia

今年87才なのね、是非是非長生きしてもっともっと執筆して創作してほしいトコロ。

 

 

私はまだ、叔父を思うと泣くまでは行かないけど鼻にツーンと来ちゃうんだよなぁ…ここまでで踏みとどまれるようにはなってきたけどやっぱり悲しいや。寂しいや。