タイトルは田村由美の龍三郎シリーズ風。
えぇ、ほぼ現役で読んでいた年齢です。エヘ///
友人の間ではもう既に有名な話だが、私はちょっと変わった出産をした。
娘の時に。
その結果、分娩費用(出産にかかわる入院費ではない、ココ大事)が半額になったのだ。
この話を某氏にした際に
「いやいやぬーさん、オチそこじゃないでしょ!!違うでしょ!!w」と言われたのを思い出して書いてゆく。
遡ること、2010年の夏。ある土曜日。
私は、旦那と息子(当時2歳)とデェトしていた。赤ちゃんが生まれてしまっては、出来ないことをしようと旦那ちゃんが提案してくれたのだ。
そこで昼間は行きたいと思っていたアイス屋に行ったり、雑貨屋に行ったり。
そして夜はなんと子連れで妊婦なのにビヤガーデンに行った。
ビヤガーデンだけど、お酒!!って雰囲気ではない、オープンテラスのお店と言う感じのところだ。
事前に子どもがOKなのも確認した。
勿論、私は烏龍茶だ。良く考えたら何故あんなにビヤガーデンに行きたかったのか謎である…飲めないのに…暑いのに…
だがしかし、旦那ちゃんはがっつり飲み、息子は枝豆をたっぷり食べて、私は烏龍茶でたぷたぷになりつつも、やりたいことはやりきった感があった。
この時。出産予定日の26日前。
まだ、ウテメリン(※1)を服用していた頃である。そう、妊娠悪阻(※2)に始まり切迫流早産(※3)と、寝たきり妊婦がやっと動けるようになった時期でもあった。
帰宅後、旦那ちゃんが「明日も休みだけど、まだやりたいことある?」と聞いてくれたが、私はやりきった感でいっぱいだった。
そして、息子の前例もあるし、多分あと2週間くらいで生まれるだろうし、もうおとなしくしているわ、と。
ほぼ寝たきりだったり、出血して流産したらどうしよう、と泣いたり、そんな風に辛いばっかりだった妊婦生活があと1か月ほどで終わる、とすっきりしてた日だった。
※1:子宮の収縮を和らげる薬。詳しくはココ
私は副作用ひどくて(まぁ一回2錠飲んでたし…)手が震えて動悸がひどくて動けなかった。まぁ安静にしてろって状況なんだけど。
※2:つわりのパワーアップ版、というか加療が必要なつわり。
私は8キロ痩せて1日10回以上吐いて、水分はかろうじて摂るものの全部出す状況で、尿たんぱくは出なかったもののケトン体は出ていたらしい。
※3:流産、早産が切迫してる状態。つまり流産、早産しそうな兆候があるってこと。
詳しくはココ
本当の初期ではなく、4か月頃からだったかなぁ…。このために飲んでた薬が上記のウテメリン。
そうそう、妊娠は病気じゃないから、と言う人もいますが、私の場合、立派に病気の域に達してました…マタニティヨガやスイミングに憧れたけど、出来なかったことだけは今でも少し残念。
つづくよー。