と
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とうとうこんなセリフを聞く日がやってきたのか・・・
ええ、最初は「お腹が痛い」から始まった訳ですよ。その割に、旦那が出してきた生チョコ苺大福は食べるという。しかもココアパウダーがついた手を洗いに来た時、ウッキウキだったよなぁ、てかそれは本当は私の苺大福だ。一口も食べられなかったぞ母は・・・
因みに朝ごはんに用意した焼きおにぎりを無視とはどういう了見だお前ら。
(※その後娘がおいしくいただいてくれました、娘さん神)
というか息子よ、本当にお腹痛いの?
いやー、自分の子どもを疑うのもそんなに楽しいもんじゃなくて。
お腹痛い言ってる人間に「アンタ痛くないでしょ」とかいう、人の気持ちをわからん人間にはなりたくないが、それにしても変だ。
生チョコ苺大福(本当は私の(本当は食べたかった(食べ物の恨みはry)))の時だけ全く平気なのは変だ。
言ってみることにした。
「(お母さんの(とっても食べたかった))生チョコ苺大福食べてる時と手を洗ってる時は平気だったじゃん!」
息子「食べたら余計お腹痛くなったもん!」
くっ・・・3年生、侮れん。都合よく言い返してきやがった!
さて、ここまで頑なにお腹痛いを押し通そうとする息子、本当にお腹痛い時はやっぱ食べないんだよね・・・今までの傾向で行くと。
という事は休みたい理由があるはずだ。
これがイジメ、まあつまり暴言だの暴力だの無視だのならそこから逃げるのは是とするが、自分から逃げるのは違うと思う。
何にしても真意を聞かねばなるまい。
さあ、本当のことを話せ息子よ!
話して楽になって旅立つ(登校)んだ息子よ!
もう心はラダトームの王だ、勇者を送り出すぜ。
息子は言った。
「わすえれものしたくない・・う・・えぐっ」
・・・・・・・・は?
ちょっぴり予想してたけど、ちょっぴり予想外れでなんというかえっとー。
「・・・時間割確認すればいいじゃん」
私が言うが早いか、なんと娘が息子のランドセルを開いた。
「えっと・・・こくごと・・・」
娘、SUGEEEEEEEEEEEE
兄の時間割確認する1年生。
しかしそれでも勿論息子も引き下がらない。
「おうちで寝てるだけでいい!二階(寝室)でこもこもするもん!行きたくない!!!」
スルーして聞く。
「体操服は?そういえば持って帰ってきてないみたいだけど大丈夫?」
「学校置いてきてるもん!!!使ってないもん!」
忘れ物して、友達に何か言われたのかな?
それを見てたら黙ってる先生ではないと思うんだけどなぁ・・・。
よし、わからないことは聞いてみよ♪
「で、忘れ物でお友達に何か言われたん?」
「何も言われんよ、でも恥ずかしいもん!!!」
おおー!!!
そうか、そういうのが恥ずかしいと思うところまでは成長してるのかー。
良かった良かった(基本能天気やな私
平気なのが一番良くない気がするからね。
なのでキュンキュンしつつなでなでしつつそれを伝えてみた。
・・・・が、それであっさり納得するわけないわな。
さあ困った。
理由はわかったものの、これは学校から逃げていいよ!という声かけをする事案じゃない。
これは乗り越えるべき事案だ。とにかく学校に行かねばならぬ、今日これをOKしちゃうと毎回これが通ると思ってしまう、もっと学校に行けなくなる。
だが当然お腹が痛くなくなったなんて言い出す訳もなくて、お腹痛いで突き通してくる。
そうだ、お腹痛くないなんて言ったら嘘つき呼ばわりされると予測はしてるだろうしな。
よし、とりあえず車に乗せよう、うーん、どうやって?と思ってるとこんな言葉が出てきた。
「お母さんの会社一緒に行く!」
みんないい人たちばかりだが、そういう感じの職場じゃないのだよ息子よ(当たり前
・・・まあいいや、図書館登校でも促すか。嫌な人がいる、嫌なことをされた、ではないから行ってしまえばどうにかなるかもしれない、というか行かないと行けなくなる気がする。
「じゃあとにかく車乗って」
ま、これに付き合ってたら学校も車で行かないと子どもも私も遅刻だしね・・・。
というかこうなる前に娘は出発させてやりゃ良かったのに、思いっきりこの件に付き合って遅刻とかちょっとアレだ。不本意ながら車で学校に向かった。
そしてそこまで来るとまた元気がなくなる息子。
「ぼくここからどうしたらいいん・・・」
えー・・・車の中ではキャッキャウフフしてたやーん。
つづく