さて、早いもので今年ももう1/3終わりそうな勢いに愕然としつつ、カレンダーの4月終わりと5月初めの赤い数字に魅了されていた私です、こんにちは。
お向かいの席の先輩パートさんは基本月水金の出勤なので、2日を休めば9連休。
早速申請してました・・・。
ちょっと羨ましいと思いつつ、重マークの付く自動車税がやってくる私には、無駄に休むなんて選択肢はありません・・・
ま、仕事場自体1、2日は休みにしようかなんて話も出てるので何とも言えないけど。
あ、因みに古い車なのに新しいのを買ってもらえないとか、ずっと大事に乗ってるとか
そういう人ではありません・・・
自ら好んで車齢20歳を超える車を選んだ、まあ言ってみれば自業自得の範囲の中の人ですが、古いものは大事にしようよ!と税率が変わるのなら国会議事堂の中で叫びたい。変わらないので叫ばないけど。
ま、いつものお約束で話ががっつりそれたので元に戻しまして・・・
BBQ!燻製!アウトドア!!!
ゲムッ子(ああ懐かしいフレーズ)鍵っ子(謎)引きこもり系アウトドアやるクルマヲタとかいう取り返しのつかない私が燻製にチャレンジしてみましたよっと。
で、FBに元々投稿してたわけですが、もう少し細かく、こっちに書いていこうと思います。
ここ2,3年でしょうか。何やらキッチンで燻製だのお茶っぱで燻製だの、ネットでもよく見るようになった気がしてた燻製。
昔はお茶ブログをやってたくらいの(・・・そうだ、そういえば更新してない上にログイン情報忘れてる)お茶スキーの私が反応しないはずはなかったのですが、私、時短レシピとかあんまり好きじゃない人なわけ。
角煮とかね、いろんなレシピ試したんですよ、新婚の頃。
でも結局手間暇かけて作ったのが一番評判いいわけ。自分で食べてもそう思うわけ。
時間を犠牲にする時点で割と味も犠牲になってるわけですよ。
だからと言うべきかそうじゃないのか、燻製も手軽ではなくてきっちりやりたいとか思ってしまったのが始められなかった理由。
だけど燻製器を買ってまでやるのはどうなんだろうと悩んだり、もう段ボールで自作しようかと思ったりウダウダ過ごしてる間に時間は流れ・・・
去年のある日。
「よーし、来年の誕生日に買ってあげよう♪」
なんてセリフを旦那から引き出したのは、知人から実際に燻製したイカやベーコンをいただいてからでしたwwww
ゲンキンな奴め。
ホームセンターへ行ったよ
私の中で燻製は、日常の料理ではなくアウトドアだったり、庭でやる(隣から苦情来ないだろうか)的なものだったので、もう早速ホムセン。
実物を見たことを無いものを買う時にはネットは・・・と思いホムセン!
もうね、いろいろあるんですよ。
おかもちっぽいカタチのものやら円柱のものやら、温度計がついていたりついていなかったり段ボールだったりステンレスだったり。
勿論価格帯も違う。
はて。
どうやって選んだらいいの・・・?
燻製には3種類あるらしい
これ重要。すっごい重要。何したいかというか何が作れるかがこれによって違う。
温度が高い方から順に
熱燻
温燻
冷燻
この三つ。
キッチンでやるような、お茶っぱを使うようなものは熱燻。
熱燻の特徴は
高温 短時間 素材の水分は多く残る 保存性はあまりない スモークチップを使う
温燻の特徴は
50度~80度くらい 数時間~ 素材の水分は半分ほどになる 数日なら保存できる(ものが多い)スモークウッドを使う
冷燻の特徴は
25度以下で行うので外気温が高いと出来ない 短いものもあるが、数週間から数カ月、なんてものも 水分は非常に少なくなる 保存性に優れる
・・・えー、どれが出来れば夢の自家製ベーコン生活が出来るのでしょうか・・・
グーグル先生に聞いたら答えは温燻。
だけど、ホムセンで目立つように置いてあるものはチップ・・・
ん?ウッドはそのものに直接火をつけるの!?
ひるんだ。
私、ひるんだ!
つまり、段ボールでやるとかなんとか、ウッドの危なくない?チップで直接火をつけずやる方が安全じゃない?
いや、外でやるなら別にいい・・・・のか?あれ?空気入るだのなんだのとか大丈夫なのかな?
スマホで燻製の種類とレシピを見つつ、商品の前から動かざること山の如し。
とうとう店員さんに声をかけられた。
燻製を始めるならこれがおススメ(by店員
店員さん「初めてならアウトドア用じゃなくてこっちのを使うといいですよー」
ほほう。キッチン用。
店員さん「大きいもので作りたくなったらこっち買うといいですよー」
この言葉を信じてこれを購入したが、これには少し罠がある。
罠
商品自体と、先日やった燻製自体には満足しているのだが、二つの罠があった。
商品を箱から出し、使い方を見る。
【新品を使用する場合は、初めにコンロの上で本体の空焚きを行ってください。】
上に貼った商品紹介はステンレスの無塗装のものだが、我が家は他のキッチン用品の色味に合わせてモスグリーンを選択した。これが第一の罠。
空焚きとは書いてあるものの、どのくらいの火力でどのくらいの時間やればいいのかよくわからない。
鉄鍋の空焚きだと色が変わるまで、とか、煙が(臭いが)出なくなるまでとは言うけれどこれはいつまでやるべき?
怖いので中火くらいで空焚きをはじめると、中の油分などが焼けたであろう臭いがする、もすぐに納まる。
早っ
もういいの?えー本当に?
で、蓋を開けてみたり閉めてみたりしていたその時。
蓋の塗装に傷がついている!!!!!
どうやら塗料が柔らかくなる程度の温度まで上がってたようだ・・・
キッチンミトンが擦れただけだが、早速傷物である。
ああああああ・・・・・
買うなら、ちょっとのことだが無塗装のものを個人的にはおススメする・・・最初の空焚きで傷とか嫌じゃん・・・
第二の罠は一言でいうと
これは熱燻専用だ。
つまり私が恋焦がれた自家製ベーコンはこれで作ることは出来ないのである。
温燻も出来るものを選ぶのであれば、いわゆるキッチン用ではなくアウトドア用の大きいもの、ウッドもチップも使えるよと謳ってるものにすべきだ。
ま、キッチンでお酒のツマミをちょっと一品増やしたり贅沢に味わうならこれで十分です・・・まあそんな訳できっと、近いうちに大きい燻製器を買うに違いない。
実は燻製の燻製するって手順はほぼ最後の手順なのです
さて、マグロのサクも買ったしチーズも買った。
ミニサイズのチーズ入り笹かまも買った。
卵でも茹でて燻製始めるか・・・
(ここでやっとくんたまのレシピを見る)
1、ゆで卵を作ります
2、つけ汁につけます
以下略
つ、つけ汁?めんつゆ?酒と醤油?
そうです。くんたまは煮卵とかあれ系の味をつけたゆで卵を使う(のがメジャー)なのです・・・。
ゆで卵作るだけじゃダメなんや・・・いやー、ちゃんと調べて下拵えしとくべきだった。
お刺身のサクは乾燥させ・・・
乾燥?
水分が多いと酸っぱくなります。
えー・・・酸っぱい燻製とか確かに嫌だよ。
今回マグロのサクは、キッチンペーパーで水分をとり、塩とガーリックチップをまぶし。しばらく置いた後、更にキッチンペーパーで水分をとってから燻製にしましたが、とりあえず酸っぱくなることはなかったです、良かったw
チーズ笹かまもキッチンペーパーでおさえました・・・・あ、キッチンペーパーにチーズがついた。
あ、そうそうチーズは、網に接してる一面だけ、包装のアルミをハズしてない状態です。
熱で融けて下にたれないように。
同じ理由でチーズ笹かまの下にもアルミを敷きました。
↑こんな感じ。
なお、鍋の内側はアルミで覆っています。これで片付けが楽になる、なりましたとも。え?卵?
これはアレ。この手のやつ。
どうしてもくんたまを諦めきれなかった私、コンビニへ走りましたの。
そりゃもうリアルで走りました。その時既に飲んでたのでなかなかカオスでした。
煙が出てきたので写真を撮ってみましたが、煙が映らない(*ノωノ)
キッチンスモークキュートにはレシピ集がついている
で、サーモンのサクをスモークしてるのがあったので、そのチップの分量と時間を真似てみる。
5分燻し、火を止めて~
えっとー
燻すのが5分ってことは煙が出てから5分?
火をつけてから5分?
あれ?
意外とこの答えはネットで見てもあんまりありませんでした。
というのも、煙が出てから食べ物を入れるパターンと、最初から入れるパターンと、そもそもその2パターンが・・・
あ、弱火で火をつけましたが、煙がうっすら出てくるまでには3分ほどでした。
今回チップはさくら使用。
とりあえず煙が出てから5分にした結果が次の写真。
おお!出来てる!めっちゃいい感じ(※個人の感想です
そして燻製くさいw
いや、思ったほど臭くない。
あ、キッチンで換気扇を回しつつ、念のため近くの窓も少しだけ開けてしましたが、おそらく熱してる間に関して言えば、換気扇だけで十分。
寧ろ、洗う時の方が自分が鍋に近いせいもあるかもしれないけど臭った気がします。
とはいえ、内側にアルミホイルを巻いておいたので、アルミホイルを捨てたらそれだけで臭いはかなり減りました。
いざ、実食
冷まして味を馴染ませてから、とはいうものの、初燻製。
ちょっとでも食べてみたいと思うのは人の性。
まずはくんたま(うずら)からぱくり。
おお!燻製の香りがついてる!味もまあよし。
だけど、おつまみの味付けうずらって、元々ちょっとパサついてるもの・・・
これは手軽だけど、絶対に黄身はトロっとした味付け卵(鶏卵)でやった方がよさそう。
とはいえそのまま食べるよりはこのひと手間。
ビールが進む進む。
続いて笹かま。
これは燻製の風味がうずらよりはっきり。練り物系、合う!
そしてチーズ・・・・はまだ温かいのでとろけてる状態。
この状態だと底面のアルミは剥がれにくいですが、チーズ大好きピザ大好きな人はこの状態もなかなか楽しめると思います、というか旦那がめっちゃ楽しんでた。
このチーズスキーめ。
冷めるとアルミも簡単にはがせて、また味もなじみます。
というか市販のスモーク風チーズってなんなんやと思う。あとおつまみのスモークチーズのあの燻製の膜というかなんというか、あれは食感がビニールチックだと思ってたけど、実際に燻製したものは「コーティング」といった感じで、噛んだ感触が全く違う。
そしてマグロのサク。
これ、写真の右の方、実は水分がたまっていたのです・・・
あー・・・きっと酸っぱくなったんだろうなーと諦め気味でしたが・・・
酸っぱくない。
そういえば酸味が出るのは
水分が多い時
煙が多い時
もしかしたら煙が少なめだったのかも。
ところで、ニンニクチップが思いっきり乗ってますが、他のものにニンニクの香りが移る、という事は起きてない気がします。
というか燻製の香りの方が強いからかもしれません。
ところで中は半生くらいかなーと思ってたのに、しっかり火が通っていました。
マグロ、思った以上においしくできました。
割と適当に塩ふったのにw
まとめ?
何を燻製したいか、どんなものを調理したいか調べてから道具を買え
とはいえキッチンスモークなかなか良し!というか酒飲みは買え。飲まなくてもおすすめ。
空焚き時は塗装に注意というかもう無塗装を選んで?私と同じ思いはしないで!w
下拵え重要。だけどチーズとかミックスナッツとか、行き当たりばったりで出来るものもある。水分と火力に注意。
鍋の内側にはアルミホイルで覆いを。片付けというか洗う手間が半分以下。もう軽くスポンジで洗うだけでよい。茶色い汚れはつかない。
個人的には何かで代用するより、潔く買ってしまう方が楽だと予想する。
今後?
とりあえず次回はササミとかウインナーとかムネ肉とかやってみようと思ってるけど、気になるのは醤油の燻製。あとナッツもやっちゃおうかなー。
そして鶏卵。ちゃんと漬け込んでおきます・・・・・w
さて、BBQ用の燻製器はどのメーカーにしようかな♪